2021年、今人気があったり将来性のあるプログラミング言語は何か。
せっかくスキルを身に付けても、廃れてしまったら怖いし知っておきたいですよね。
ある調査で、現役のITエンジニアが一番学びたいと思っている言語は、他とは圧倒的に違うことが分かりました。
私も現役のプログラマーですが、今はあまり人気のない言語の現場で働いていて、このままでは非常にマズいと感じているところです。
そのため、最近勉強している言語でもあり、ITエンジニアの一番人気となっているものを解説していきたいと思います。
目次(リンク)
2021年、ITエンジニアが学びたいプログラミング言語、第1位は圧倒的に〇〇〇
パーソナルキャリアの運営するTECH Streetが、調査を行いました。
ITエンジニアが2021年に学びたい(強化したい)プログラミング言語ランキング
調査期間:2020年12月8日〜2020年12月17日
調査手法:Webアンケート
有効回答数:全国の20代〜50代のITエンジニア442人
出典:ITエンジニアが 2021年に学びたい(強化したい)プログラミング言語ランキング
2位のJava(9.3%)を抑えて、Python(32.8%)が堂々の1位という結果です。
ちなみに3位はJavaScript(5.9%)でした。
私が今現場で使っているVBなんて、20代で学びたい方は0%。
皆無です!
今だけじゃなくて、将来も仕事があって稼げる言語として、ITエンジニアの3人に1人がPythonに期待しているということでしょう。
Pythonの特徴
AIと言えばPython、データ分析にも強い
今急速に進歩している技術の1つにAIがあります。
そしてAIに一番強い言語がPython。
機械学習や人工知能、データ分析などに便利なライブラリが豊富に用意されていることで、AIの開発にとても人気があるわけです。
AI向きの道具がたくさん使えると思ってもらえれば分かりやすいです。
YouTubeやInstagramなどのWebアプリにも使われている
Pythonが使われている代表的なWebアプリはいくつかあります。
YouTube、Instagramなど。
どちらも1度は使ったことありますよね。
PythonにはWebアプリ開発向けのフレームワーク「Django」「Flask」などが用意されていて、開発しやすくなっています。
AIに注目が集まってるようにも見えますが、Webアプリケーションにも強いんです。
他の言語と比べてみたメリット、デメリット
RubyとPythonの将来性
RubyもWebアプリケーションに強い言語です。
Ruby on Railsというフレームワークを使われることが多いです。
書いてすぐ動かせたりコードが書きやすいというメリットがあって、小規模のWebサービスに向いています。
副業で資料請求のフォームやホームページなどを作るならRubyも良いでしょう。
処理速度が遅いという弱点もあり、大規模開発にはあまり向いていません。
その点で、小規模でも大規模でもこなせるPythonの方が、より将来性があると言えます。
JavaScriptとPythonの将来性
Webアプリには、ざっくり2つの部分があります。
サーバー側で動くところと、クライアント側(自分が操作しているとこ)で動くところです。
例えば何か申し込みフォームで、氏名/年齢/メールアドレスなど入力するとしましょう。
メールアドレスが未入力だったり「@」が無かったりするとエラーになりますよね。
もちろんエラーだと先へ進めません。
サーバーにデータを送る前にブラウザ側で制御していて、そのソースコードがJavaScriptで書かれているわけです。
一般の人が使うものでも、会社内だけのシステムでも、ブラウザ側はほとんどJavaScript。
2014年頃にマイクロソフト社によって開発されたTypeScriptに、徐々に移行されつつあるのは気になるところですが、今のところまだたくさん案件はあります。
将来性を考えれば、JavaScript一本で食べていくのは避けたいですが、しばらくは十分需要があるようです。
クライアント側がHTMLとCSSで画面を作ってJavaScriptで制御、サーバー側はいろんな言語が使われていて、もちろんPythonも含まれます。
なのでどちらもスキルを求められるような案件も。
AIでもWebアプリでもPythonは将来性がありますし、可能なら両方学ぶといいでしょう。
まとめ:結局、Pythonに将来性はあるのか
Pythonは将来性ナンバー1と言っても過言ではないでしょう。
AIの未来がとても明るいなら、AI分野で使われている言語も同じです。
どうせ勉強するなら、今も将来もたくさん仕事のある言語を選んだ方が良いでしょう。